MRの転職情報は最近ネット上でよく見かけるようになりました。MRは医薬情報担当者のことでMedical Representativeの略です。この言葉が示すとおり、医師と製薬会社のパイプ役として自社製品の安全性などに関する詳細な情報の提供、臨床情報の収集と自社へのフィードバックを行う重要な役割を担っています。優秀なMRの確保が製薬会社の発展には必要不可欠であるため、外資系製薬会社をはじめ、中途採用に力を入れている国内製薬会社が増えているわけです。
MRの仕事をする上で重要なことは、医師との信頼関係を築くことです。信頼なくしては真剣に耳を傾けてくれるはずもありません。信頼を得る上で重要なことは、まず知識の豊富さと正確さです。いくら新薬であると言っても、医師はある程度の知識は持っているはずですから、生半可な説明で納得させることは出来ないはずです。絶えず自社商品に対する情報を収集して知識を深め、十分に説明できる能力を身につけることがMRには要求されます。
重要な役割を担うMRですから、専門職としての最低限の知識や資質を有するか否かを客観的に判断する必要性が叫ばれるようになりました。MR認定試験はこのような要望を受けて1997年にスタートしました。毎年実施されて13回を数えますが、合格率は80%台と高く、今までに8万人以上がMR認定証を手にしています。企業の採用面接でMR認定を受けているかどうかを聞かれることもありますので、MRで転職するならば取っておきたい資格です。
MRは専門性が高いために必然と給与水準が高くなります。また、有能なMRを確保するために福利厚生などを充実させている企業も多く、転職希望者の多い職種であると言えるでしょう。本来即戦力を求める企業が多いので、MR経験者の転職が圧倒的に多いのが現状ですが、最近では未経験者を採用し、社内で教育する企業もあるため、転職人気が更に高まっています。MR未経験者でこの道への転職を考えている人にとっては朗報かもしれないですね。